はじめに
適齢期である20代、30代の女性のよくある悩みですが、今回は50代の中年女性へのアドバイスとして書きます。この年代で結婚を先延ばしにする理由として、次の3つが考えられます
50代以降の男性が結婚を先延ばしにする理由
お相手に子どもがいる場合
すでに子どもが成人している場合、その子どもたちへの感情や反応を心配している可能性があります。
経済的安定への懸念
自身の資産や退職後の生活の経済的安定を守りたいと思っている可能性があります。
ライフスタイルの維持
長年にわたり築いてきた自分のライフスタイルや自由がなくなるのではないかと慎重になっている可能性があります。
結婚を決意させるために必要なこと
成人した子どもの問題に対する対応
成人した子どもの問題はとてもセンシティブです。子どもにまだ再婚を伝えていないのに、強く結婚を迫ってしまい破談になった事例をよく知っています。あなたより血をわけた子どもとの関係を維持したいと考えるのです。この場合、お子さんに自分を紹介してほしいことを伝えて、お相手が紹介するまで急かさず辛抱強く待ちましょう。会ってみると、子どもは案外素直に再婚を喜んでくれるものです。もしお子さんが反対して、お相手が子どもを理由に結婚を渋った場合、きっぱりあきらめて次に行きましょう。
経済的な安心感を提供する方法
自分にも資産があり年金を別にもらえることを伝えましょう。制度を知らずに老後の年金が減ってしまうことを心配している可能性があります。経済的に心配がいらないこと、逆に老後が豊かになることを直接ではなくお付き合いのなかで伝えていくのです。デートの一環で老後の財政セミナーなどに一緒に参加してファイナンシャルプランナーなどの専門家に老後の資産計画について相談して不安を払拭してもらうのも方法です。
ライフスタイルと自由の尊重
お相手のライフスタイルや自由を奪うような発言や行動は一切してはいけません。デートの約束でもお相手の交友関係からのお誘いがあった場合、そちらを率先して優先してもらうようにします。いままでやってきた趣味の時間を確保するようにします。そしてあなたの趣味も楽しみましょう。もちろん、もし一緒に趣味を楽しめるといいですね。お互いが独立してひとりになる時間を確保することがポイントです。
終わりに
中年婚活は、お互いの人生の豊かな経験があるからこそ、経験をベースにしてより成熟した人生を楽しめるチャンスです。お相手の心配を理解して、一緒に歩むこれからの充実した人生を想像してもらい、結婚を決意してもらいましょう。